退職を伝えに行ったら「今は人も少なくて無理」「自分だけじゃない他の人も一緒」「今辞めたら他の人はどうなると思う」など言われて退職を無理に止められることが多いと思います
そして、どんどん話す機会が減っていきずるずると…
説得はどこでもあると思いますが、説得の域を超えていることもあります
私も何度も面談しましたが、最終的に相手が首を縦に振ることはなく罵倒を浴びさせられたこともありました
そんな中でも無事に退職することが出来ました
退職後に体調も戻り、退職して良かったと思いました
会社員、理学療法士として退職の経験したけど看護師は異常って思ったわ
- 管理者が体験した看護師の退職の実際
- 退職についての知識
- 退職拒否の時の対応方法
- 強引にでも退職する方法
退職を決意した理由
私は奨学金を借りて病院に勤めていました
返済期限+1~2年くらいは勤めようかな
退職ってなった時には奨学金の全額返済が必要になる契約だったので1年目から貯金してました
念のために準備しておいたのが役に立ったわ
仕事は忙しかったですが退職を至るまでにはなりませんでした
そんな時に私の元に異動の話が来ました
看護師といっても組織所属しているので異動命令は仕方ない部分ではあります
異動の条件として無理だと思ったらすぐに元の部署に戻れる上で異動することとなりました
年度初めから異動先で働き始めましたが…
徐々に体調に異変が出てくるようになりました
まだ早いとわかっていながら異動1ヶ月後に体調不良があり元の部署へ戻してほしい旨を伝えました
社会人として新しい仕事の初めのしんどさは経験してるからな
異常かどうかぐらいの判断は自分でわかるわ
元の部署には戻してもらえず働き続けることなりました
8月頃になり同期や仲の良い友達から「ちょっと変やで?」
少し客観的に生活を見直して見たらヤバイことに気付きました
- ご飯の味があまりしない
- とりあえず栄養と思って食べていた
- 自分の好きなTVを見ても感情が動かない
- あまり眠れていない
- 何をしても楽しいと感じることが無くなっていた
- 髪の毛がかなり薄くなっている
- 作り笑顔を意識しないと笑顔に出来なくなっていた
そこで同期から「転職活動してみたら?」と一言もらい
気分転換になるかもせんし、やってみるか
転職活動での驚き
転職しようと思った時はすでに思考は停止気味でした
同期の紹介もあり転職サイトを利用して転職の一歩を踏み出しました
色々と条件を聞かれましたが
精神的に疲れているので忙しくない所ならどこでも
給料は下がらなければええ
みたいな条件だけを提示しました
あと転職先の担当者が色々と質問してくれたので答えるだけでした
条件を整理後にエージェントのオススメとして送られてきた求人の数
約20件!
キャリア全然ないけど、そんなにあるもんなんや!!
需要が多いとは思ってたけど実際に知ると凄いって思ったわ
看護師が転職しやすいとは知っていましたが知るから実感に変わりました
面接等を行い転職することを決意しました
看護師の仕事はライフスタイルに合わせた働き方ができます
良い求人は直ぐに埋まってしまうことも多いので、情報収集って感じで今すぐ転職をって考えて無くて良い所があればって人でも登録だけするのはオススメです!
この後にまた転職をしたけど、半年前ぐらいに登録してゆっくり活動したわ
途中途中で良い求人もあって教えてもらえたわ
いざ、退職活動へ
次の職場への内定をもらった上で退職願を添えて話をしに行きました
退職希望日の3ヶ月前に行きました
退職願を受取拒否
退職願を受取拒否されるという事態となりました
引き止められるとは思ってましたが退職願を受取拒否されると思いませんでした
過去2回の退職ではそういった事も無かったですしね
もう意思が固まっているなら仕方ない受け取りますって感じでした
先輩に話を聞いてみたら受取拒否は良くあったらしいとのことでした
ホントかどうかわかりませんが目の前で紙を破られた人も居たとか…
証拠が無いので何とも言えませんけどね
こりゃ退職揉めそうやな
ちゃんと調べて対処しよ
退職の際に調べたこと
受取拒否で辞めれない可能性もあるので退職に関することを調べました
- 基本的には民法が最優先なので会社員であれば14日前までなら退職可能
- 就業規則は法律ではなく会社でお願いしているものであり、法的権限はない
- ただ就業規則通りに進める方が揉める割合も少なくなる
- 退職願は取り消し可能
- 退職届は取り消し不可能
- 労働基準監督署と呼ばれるところで無料で相談できる
- 退職届を内容証明郵便で送る方法がある
- 退職代行サービスがある
労働基準監督署でも円満に退職するなら就業規則どおりがええと言ってたわ
労働基準監督署が介入してくれることもあります
また労働基準監督署に相談に行ったと話すことで一気に話が発展することもありますが円満解決を目指すのであれば辞めた方が良いです
退職を考えた時は、まず就業規則を確認すべきやで!
相談にいく労働基準監督署は職場のある地域の管轄になります
毎週のように面談する
毎週のように上司と面談してきました
大声で罵倒されることもありましたね
ちなみに何度話しても元の部署に戻る話は出なかったですね
最終的には別の部署への異動なら可能と話されました
最初の話はなんやったんや!
しかも罵倒するとか意味わからんし
罵倒時には退職するのに半年以上前から言わないと病院の規則としてアカンからな!
ということも言われました
法的な部分の知識が弱いと思って話したんやろうな
こういう事も平気で言ってくることがあるから事前に就業規則を把握しとくべきやで!
いくら話しても平行線で全く進みませんでした
そうこうしているうちに退職予定日まで40日を切りました
最終手段へ
退職届は受理された時点で退職が確定します
受取拒否されていては退職が先延ばしにされているだけです
受け取っても受けってないとか言われる可能性もありそうやな
退職届の証拠を残すために内容証明郵便を利用することにしました
内容証明郵便とは郵便内容のコピーを郵便局でも保存することで証拠を残せれるものです
- 大きめの郵便局でしか取り扱っていない
- 文字数など書き方に決まりがある
- 郵送する時はオプションとして配達証明を付けた方が良い
今は電子内容証明もありネットで取り扱いもしています
郵送で送っても受取拒否は可能みたいです
これでも受取拒否されるなら労働基準監督署へ介入してもらいましょう
ただ退職届が相手に届いた時点で確定やから受取拒否は難しいけどな
郵便として投函されたら届いたことになるしな
退職の1ヶ月前には届くように郵送し無事に受け取られました
その後も色々と文句を言われることもありました
こういう時に人の本性って出るもんだなと実感した体験でもありました
退職代行サービスについて
このように退職する際に異常な引き留めや話をされることが多いです
結局、丸め込められたりして退職できないということもあります
そういったことを全てやってくれるのが退職代行サービスです
名前しか知らんくて実際に利用したことは無いな
実際に利用をしたことがないので、どのような流れになるかは知りません
退職代行サービスについて色々と調べたのでまとめておきます
- 費用はだいたい3万前後
- 悪徳な退職代行業者もいる
- 退職代行の交渉は弁護士でしか出来ないこと多い
あまりにも費用が安い所や実績がない所に頼むのは辞めといた方が良さそうやな
退職したいけど上司に言えない、行動に移せないって人は一度相談してみても良いと思います!
ただ、使うことで医療従事者としての倫理観とかも問われるかもせんけど…
正直、そんなことよりも身体を壊してしまう状態なら使った方がええわ
退職についてのまとめ
この経験を元に退職について確認しておきたいことを簡単にまとめました
- 奨学金の契約内容
- 就業規則の確認
- 退職願と退職届の違い
- 14日前までなら退職できる(雇用契約によって例外もある)
- 労働基準監督署について
- 内容証明郵便について
看護師はどこも不足しており引き止められることがほとんどです
上司は辞めていく看護師をたくさん見ており引き止めるための術をたくさん持ち合わせています
最終的にほどんど情で訴えてくるで
退職を決めたなら何を言われても絶対に心が揺れないようにしましょう!
一瞬でも隙が見えたら付け込まれてます
気付いたら1年1年と退職が延びていきます
その間に別の人が退職すると気持ち的にも退職しにくくなります
転職先を決めてしまうのも一つの方法です
転職を決めてしまったら、絶対にその日までに辞めないとって覚悟も出来る!
良い求人は直ぐに埋まってしまうことも多いので、一歩目を踏み出してみるのも良いと思います
逆を言えば意思が揺らぎそうなら退職自体を検討しなおしても良いと思います
転職サイト利用の場合は複数登録して進めるのが良いです
最後まで読んで頂きありがとうございました!